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フィアット500やアバルト595の故障する筆頭はバッテリーのサドンデスだ

Toos

全く壊れる気配すらなかった2016年式のアバルト595コンペですが、このたび初めて壊れました

それも突然
まさにサドンデス!!

これって出先で起こったらマジでヤバいですよねえ・・
というわけで、事の起こりと顛末をまとめてみました

目次

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バッテリーのサドンデス、マジにある

昨日まで全く問題がなくてもいきなりバッテリーは死ぬ

びっくりしました
昨晩まで普通に稼働していたアバルト595コンペですが、朝になってエンジンが起動しません
セルモーターが回る気配すらなく、インジケーターに鍵のアイコンが表示され、いろんなアシスト機能がダウンするという表示が繰り返されました
※ヒルホールド、ABS、パワステなどが正常に起動しない、といった警告です

明らかにバッテリーが弱っている症状です
ルームライトをつけっぱなしにしたとか、そういう原因がわかればまだわかるのですが、突然のことにちょっと驚きました
バッテリーが弱った状態ではなぜかトランクのロックが解除できないという事象が起きました
もしかするとこれがバッテリーが弱った兆候なのかもしれません

ちなみに、バッテリーは新車時にディーラーで装着されていたものです
※丸三年、よく持ったということなんでしょうか?遠出の際に壊れなくてほんとによかった・・

よく言われているデュアロジックの故障もバッテリーに依存するのではないか?

うちのはMT車なのでちょっと明確ではないのですが、AT車の制御も電気に依存している可能性があると思います

AT車のデュアロジック機構で、勝手にニュートラルに入るという現象はバッテリーが弱って
ることに起因するという症例も見かけました現在のAT機構は、かなりの部分を電子制御されているようで、各センサーに正しく電力が送られない場合、まともに機能しなくなる可能性は十分にありえます

逆に、これらの症状が出始めたら、デュアロジックの機構を見直す前に、バッテリーの交換をして電気系のリフレッシュをするのがいいかと思います
基本的に、壊れた場合は「安い部品から交換していく」のがセオリーです
本当にデュアロジックが壊れてるかすら疑ってかかってもいいと思いますよー

中古のFIAT500系を運用する場合、手に入れたら最初にやるのはバッテリーの交換かもしれませんね
※いろんな意味で安心感が違います

緊急対応としてブースターケーブルは必携

とりあえず、FCAのコールセンターに確認して、他車からバッテリーをジャンプして起動しました

アバルトとはいえ、いろんなセンサーがある今時の車です
むやみにバッテリーをジャンプして起動することに不安があったので一応コールセンターに電話して他社からのジャンプ起動について確認しました

コールセンターはひたすら、任意保険のレッカー移動でディーラーに持ち込むことを進めてきます
とても好感のもてる青年が対応してくれましたが、ディーラーに持ち込むと数万円飛びそうです
幸い自宅でのトラブルだったので、自分で対応することにします

バッテリージャンプについては。問題はないという確証を得たので、とりあえず他社からのバッテリージャンプでエンジン起動を試みました
一応エンジンはかかりました

ジャンプ用のケーブル外してもアイドリングは安定しています
バッテリージャンプする際のケーブルですが、極力太いものを使用しましょう。安く売ってる細いケーブルは熱もって怖いです(しかも起動しない場合も多い)

今後のためを思い、ブースターケーブルはトランクの片隅に必携することにします

バッテリーをジャンプして起動する際のケーブル取付順序

の順です

間違えると火花散ったり、余計なヒューズが飛んだりとろくなことないです
長い人生の間に一度くらいは役に立つと思いますので、覚えておいて損はないですよ
※すべてのバッテリー上がり車に応用が効きますので♪

エンジンフード開けて向かって右側にあるのがバッテリーですよ

エンジンフード開けて向かって右側にあるのがバッテリーですよ

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一度サドンデスすると走ってもバッテリーに蓄電されない

エンジンがかかったからと言って走り回ってもバッテリーには蓄電されませんでした

普通、バッテリーが弱っている場合、電気をなるべく使わないようにして走り回ればとりあえず蓄電されるはずです
しかし、バッテリーが死んでいる場合は蓄電すらもされません

エンストしないように、エアコンやラヂオまで切って一時間弱走り回ってみましたが、スターターは回りませんでした
※警告も相変わらず点灯しています

バッテリーをジャンプしてエンジンをかけたとしても、アイドリングすらもろくにしない場合は、発電系が壊れていることが考えられます
こうなるとプラグに火花が飛ばなくなり、エンジンはまともに動きません

この辺の切り分けくらいまではユーザーができる範囲ではないかと思います

ちなみに、バッテリーが死んでいる状態および発電系(オルタネータ系)が死んでいる場合、無理やり稼働させ続けるといろんな箇所に負荷がかかり、よくない影響が出ますので、さっさと直したり交換したりするのが吉です
※発電系が死ぬとかなり高額な修理代金になりますよ

バッテリーは定期的に信頼できるものに交換するしかない

ネットで調べてみると、やはりたくさんのバッテリーサドンデスの症例が・・

いろんな意見がありますが、総括すると「バッテリーは約二年ごとに交換すべきである」という結論ですね
国産車ではバッテリーが結構5年とか持っちゃったりしますので、無頓着になってるパーツかもしれません

サドンデスしたのはこのバッテリーです

サドンデスしたのはこのバッテリーです

はっきり言いますと、ワタクシはバッテリーはこんなに短いサイクルで交換するもんではないと、なめていました
※ホームセンターのバッテリーですら5年くらい持ちましたよ、旧miniでは。

出先でのトラブルなど、ホントおっかないので、定期的にバッテリーは交換することにします
FCAディーラー指定のバッテリーはちょっと信用ならないので、信用できそうなメーカーのモノを・・
※せめてバッテリーが弱っている予兆がほしいですよねえ・・

–>アバルト595系のバッテリー互換表

–>フィアット500のバッテリー互換表

ただし、アイドリングストップ機能付きの車両の場合は大容量のバッテリーが必要です
エンジンの再起動が頻繁なので、容量はアイドリングストップ無車両よりも+10Aほど出力の高いバッテリーが必要とのこと
したがって60A必要とのことで、注意が必要ですね
※アイドリングストップ機能ってやっぱりバッテリーに負荷かかりますよねえ・・このクラスで60Aとかちょっと信じられないっす

なんだかんだで、国産品の応援ということでパナソニックのバッテリー52-21Hを手配しました
※BOSCH製と最後まで悩んだ挙句、やっぱ日本の企業!ということで(海外生産かもしれませんが)

ちなみに、楽天で送料含んで15000円強でした
型番は互換性のある○○です
国産みたく、○○-○○Lとかならホームセンターにありますが、外車は+-の端子が太かったりするのでちゃんと互換性があるものを使用したほうが無難です
※たぶん、国産表記の50Aクラスのバッテリーでも、サイズ的に格納可能であれば全然大丈夫だと思うんですが、一応まともに互換性があるものとしました

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バッテリーの交換方法は以下の通り

※各種設定を記憶している場合はそれ相応のグッズが必要になりますよ

これに車ごとのセーフティ解除や、ECUの再教育などの儀式が加わります

バッテリーをメモリーバックアップなしで交換した場合

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