現行のFIAT500って実質4世代目なんですよね、個人的には。
その内訳を記事にしてみました♪
ついでに600(セイチェント)にも話が飛びますが、流れ的に必要なので書きました
というわけで早速参る
目次
現代の500(トレピウノ)とは
2018年09月時点の現行版FIAT500は、ルパンが乗ってたあのモデルのイメージを現代版に焼き直し、安全装備や電子装備を追加、いまどきの車にしたっていうイメージでしょうか?
この車の初代が販売されたころは、NEW MINIやNEW BEETLEといった、往年の大衆名車が息巻いていたころ
やはり、そのころの車のデザインというのは秀逸というか、どっか心に残るというか、印象深いんですよね
一生懸命作った結果があのデザインだったわけで、当時はそこまで狙ってなかったようにも思えますが。
NEWと付くものはもはや生産国もメーカーも越えちゃったり、エンジンレイアウトもボディサイズも排気量も全然違うけど、そのイメージっていうので結構オリジナルを知ってる世代には・・と言おう感じでしたが、ふたを開けてみりゃどれも世界的に大ヒット!
とにかく売れ線が欲しかったFIAT社もそれに乗っかる形なんだか、その辺の事情はよくわかりませんが、ケーススタディとして作っていたトレピウノ(3+1の意味。要するに3人+1人のれる?)というボディサイズで世界的に有名な旧FIAT500をデザインでイメージさせたモデルを発表
これが世界的に話題になって、一気に市販化への道を進むことになったモデルです
実際、よくできていて、旧FIAT500に比べればはるかにデカいものの雰囲気とかわいさ加減を踏襲、いまどきのおしゃれさと爽快感を持ち合わせた素晴らしい世界的なヒット作となったわけです
500の歴史はここから始まった「トポリーノ」
2シーターのオープンボディ、の初代500はトポリーノ(ハツカネズミ)と呼ばれました
ローマの休日で出てくるので意外に有名ですが、これが500の原型といわれるとイメージがつながらないようですねえ
このころの小型イタ車ってすげえかわいいんですよねえ
ヘップバーンのビアンキーナとかもうどうしちゃったんだって位かわいい
500のおじさん?600(セイチェント)
それでも、屋根くらいは欲しいねってんで企画されたのが600であるセイチェント
実は、RR(リア置きエンジン、リアドライブ)はこのころ確立されたもの
さらに実は水冷エンジンを搭載してたのも特筆もんでしょう♪
ちなみに世界的にアバルトといえば、セイチェントベースのほうがメジャー
水冷にしちゃったもんだから、ちょっとお値段もあがってしまい、大衆までイマイチ広がらないのを懸念
一般に500といえばこれNUOVA(カリオストロで有名)
600がイマイチ庶民にまで広がらなかったので、スクーター層(ベスパだね)からの乗り換えできるようなもっと安価な大衆車を!というFIATのコンセプトからできたのが、このNUOVA500(新500の意味)
排気量的にそんなに変わらん、と思うのは素人さん♪
ボディも作り直し、エンジンも空冷で新設計、鉄板も薄くする、という徹底した簡素化により、世に放たれる
ど初期のモデルは、ボディの補強の問題から扉が前開き(スバル360も初期は前開きだった。スバルは本当にNUOVAを研究し尽くして作られた感がある)だが、間もなく普通の扉になる
※Dタイプ。現存していればものすごく高価で取引されるくらいレア
NUOVAにも、D、F、L、Rと年代によってタイプがある
モデルチェンジで、だんだん豪華になっていくが、人気はそれに比例しないのが素敵だ♪
Fタイプでは、丸型メーター(かわいい)が、Lタイプ(ラクジュアリー)では、複合機能の付いた四角いタイプになる
外装もオーバーライダーが付いたりシートがリクライニングしたり、一体式フロアマットが付いたりとちょっと豪華になる(今日本にある個体ではこれが一番多いんじゃないかな?うちのもこれ)
Rタイプは、すでに後続のFIAT126が出ていたこともあるのでちょっと排気量も大きめ
内装やメーターはFタイプっぽく先祖がえり
特筆すべきは鼻っ面のエンブレムが横書きのFIATになる
空冷エンジンのやかましい音を逃がすため、思い切って屋根を開けキャンバスを張ったがこれがまたウケる
サンルーフ型のテッドアプリービレ
ルーフ部が後端まで開くトランスフォーマルビレ
クローズドはわずかだが世に出たようだけれど、レース用とかそんなんでごく少数だけデリバリーされたようです
今でも世界中にファンがいて、部品代がものすごく安い&機構が単純なので維持も簡単
馬力こそ18馬力と思いっきり非力だけれど、ぶん回して走る楽しさが秀逸!
欧州では、おじいちゃんもおばあちゃんも乗ってたりする
※ワタクシが欧州に行ったとき、白煙上げながら爆走しているベスパばあちゃん×2と遭遇、親指立てて挨拶したら手振ってくれた♪
おっと話がそれた
恐らく、いわゆる旧車の中で一番維持しやすいのがコレだと思う
それなりの知識は必要だけれど、何とかなっちゃう
錆びが怖いけれど、錆びたら床板を交換してね♪と平気でマニュアルに書いてあるのも素敵だ
とにかくかわいくて、鉄板はペラペラ
事故したら絶対ただじゃすまないので、安全運転にもなるし、軽いので燃費もいい
高速で移動とか峠越えとかは完全に馬力不足で不向きだけれど、乗った瞬間から全員笑う
うちのガレージにもナンバー切っておいてあるけれど、子供のお客さんが来ると大喜びで写真撮っていく
※映画カーズでも出てきたのが決め手っぽい
いやぁ、イタ車のパワーを思い知りましたわ
※旧miniよりもはるかに子供受けがいいのは何故だろ?
500でもなかったことになっているのがこれ!NewChinq
販売低迷時期ってのは冒険しなくなるんでしょうかねえ
もうほんとに、アルトって書いてあっても、異論はないです
ある程度売れないといかない使命をもった車ってのは冒険できないつくりになっちゃうんでしょうかねえ
このNew500はFIATのそんな時期に企画開発されたもの
こりゃ売れないわ、っておそらくFIAT社内でも思ってたんじゃないかと憶測してみたりする
年代的にそこまでひどくはないんだろうけれど、この後プントを経由して現代の500トレピウノボディが販売されるまで、FIAT社の低迷は続くのであった
現代の500はNUOVAのデザインをもとにトレピウノコンセプトでまとめたもの
こうやって振り返ると、現行型はFIAT500 NUOVAのデザインを色濃く継いでいるのは言うまでもない
もちろん、安価な小型大衆車というコンセプトがウケた、というのもあり、世界中で大ヒットを継続中
※日本ではなぜかものすごく高いんですけど、どこでどうやって搾取されているのか知りたいわ
まとめ
下手すると軽自動車より狭いし、5ナンバー枠の普通自動車が減っている昨今、このサイズの大衆車ってやっぱり需要があっただと思う
すでに累計100万代は軽く超え、世界には130万台以上出回っている
これだけ売れているので、市場が求めていた需要であって・・とか難しいことは言わない
そんなのはいろんなところで述べられてるし
要するにデザインコンシャスであれば、多少の苦難があっても全然売れるということを証明しているように思いますね
デザイン的な懐古主義なのかもしれないが、それが現代人に受け入れられたモデルと思っていいでしょう♪
適度なゆるさと飽きがこない絶妙なデザインですもんねえ
特に新車の値引き金額から、
さらに10万円安くなる裏ワザとは?うう・・ほしい車があるのに、
予算が厳しい・・
どうしても予算は限られているし、
増額するにも家族の目が・・
そんなことはよくあります・・簡単にあきらめるのは
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